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Vol.104 中華圏のポケモンファンからの嘆願書

 以前、『ポケットモンスター』シリーズでは、ゲームで使われる言語はすべて日本語だったが、『ポケットモンスター X・Y』からは、冒険を始めるときに、7カ国語もの言語から一つ選んでプレイできるようになった。しかし、その7言語には、世界で最も多くの人が使っている中国語が含まれていない。ポケモンゲームが中国本土で正規に発売されていないので、簡体字版が内蔵されていないことは一応理解できるが、日本語版を常に輸入している香港や台湾のプレイヤーに対応する繁体字版さえない。そのせいで、中華圏のファンたちは海外版を入手し、日本語や英語などの母国語と異なる言語でプレイせざるをえないだけでなく、中国で大人気を博すこのゲームを幅広く普及させることもできない。それは中華圏のファンたちにとって何よりも残念なことだと考えられる。そこで、今年ワシントンで開催されるポケモンワールドチャンピオンシップス(ポケモンWCS)を機に、大会に出席する開発関係者にポケモンゲームの中国語化の嘆願をするという企画が、アメリカ在住の呉一塵さんによりネットを通じて発起された。
 嘆願書では、今はポケモンゲームを中国語化し中国市場に進出する絶好のタイミングだと指摘され、その幾つかの理由も具体的に述べられている。まず、近年中国の経済発展につれ、正規版のゲームソフトの価格がより多くの人々に受け入れられている。中国政府もゲームの著作権をしっかり守っていくと今年のChinaJoyで宣言し、これまでもほとんどのファンが海賊版ではなく正規版を購入している。また、ポケモンゲームを中国語化することにより、消費者をさらに獲得し売上実績への貢献になると思われる。そして、中国で長年禁止されてきたゲーム機の販売が今年から解禁され、任天堂がゲーム機およびそれに対応したゲームソフトを専門店あるいはオンライン販売の形で、直接に中国で発売することも可能になった。考えられる中国語化への困難点はポケモンたちの名前や技の訳名などにあると思われるが、ポケモンのアニメや漫画はすでに輸入されており中国語版があるので、そうした訳名はすでに中華圏で浸透しており、そのまま使用することができる。
 この企画は当初、百度貼吧で提起されてから、すぐ大きな反響を呼び、中国版ツイッターの微博においても拡散されていった。僅か数日間で、他のファンたちからの協力をもらって、日本語版と英語版の嘆願書を仕上げ、署名などを集めるサイトも作成された。自分の持っているニンテンドー3DSといったゲーム機やポケモンのゲームソフトと、「中国語化してください!」のような関係者に伝えたい言葉が書かれた紙と一緒に写った写真が、力になろうとするファンたちによって次々にアップされている。現時点で、集めた署名の数は1万を超えている。また、呉一塵さんによると、嘆願書は今日、株式会社ポケモンの社長である石原恒和さんのもとへ届けられ、石原さんから「ポケモンを好きになってくれてありがとう」と中華圏のファンたちに感謝の気持ちを伝えられたそうだ。
 私がまだ小学生だった頃、ゲーム機の販売は禁止されていなかった。ゲームボーイとゲームボーイカラーを相前後して親に買ってもらえ、当時非常に流行っていたポケモンゲームにももちろん夢中になっていた。海賊版かどうか分からないが、あのときは中国語版があり、それに攻略本も活用していたので、日本語ができなくて遊べないというような悩みはなかった。第一世代と第二世代を何回も、何十回もクリアーし、ポケモンの育成やチームの編成だったり友達との通信交換・対戦だったりで、大変楽しんでいた。残念ながら、それ以降、新しいゲーム機やゲームソフトの販売中止を含めた様々な理由で、第三世代からは一切触れたことがなかった。2012年からの日本留学がきっかけで、ニンテンドー3DS LLを入手し、当時遊べなかったポケモンゲームを全部購入した。日本語版でプレイしていても、ポケモンの名前が覚えにくい以外に特に不便なところはないと感じているが、中国語版があれば、もっとスムーズにプレイできるに違いないと思う。そういうことで、やっぱり私もポケモンゲームを中国語化してほしいのだ!いつか「ピカチュウ」ではなく「皮卡丘」と一緒にポケモンの世界を冒険することができるように願っている!

 http://makeawish.52poke.net/

 

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