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日本語で書いた日記や考えた事

Vol.106 自分に影響を与えた音楽

 ファンキーモンキーベイビーズ(通称ファンモン)は、ファンキー加藤、モン吉、DJケミカルの三人が、2004年に結成した日本の男性音楽グループだ。このグループは私にとって、自分の好きな音楽を作ってくれた歌手だけでなく、自分に影響を与えた存在でもある。
 ファンモンの歌と出会ったのは、高校時代のことだったが、そのときはまだ日本語を習っておらず、ただ歌のメロディが好みで聴き始めただけだ。大学に入って日本語を勉強し始め、そのメロディにのせた歌詞の意味がだんだんわかるようになって、ファンモンのたくさんの応援ソングが伝えた思いに実に感動した。東日本大震災が発生した一週間後、ある音楽番組で涙を流しながら「あとひとつ」という歌を歌ったファンモンの姿がとても印象的で、「僕は信じてるから、君もあきらめないでいて」というフレーズがずっと頭の中に響き、この曲はきっと東北の被害者の方々に届いて希望の力になるだろうなと思った。そして、日本留学をきっかけに、私は初めてファンモンのライブに行くことができ、そのパワフルで情熱的なライブを通じて本格的なファンになった。
 なぜファンモンの音楽は私に影響を与えたと言えるかというと、ファンモンの歌を聴くと、自分は嫌な気分に陥っていても落ち込みの中から解放され、また元気になって前向きに生活を送るようになるからだ。
 「お袋の温かい手料理からコンビニの弁当
 狭い部屋の中で探した電子レンジのコンセント
 夢に見た生活もなし崩し 無計画さは親父譲り
 勢い任せの一人暮らしは寂しくて枕を濡らした
 きっと心配してんだろう 親泣かせの愚か者
 でも今俺にとって二人は優し過ぎるんだよコノ野郎
 だからまだ帰る気はない 踏み出したから耐えるしかない
 杉並区の六畳一間 西向きの窓に覗く遠い空」
 一つの例として挙げてみると、この「My Home」というファンモンの歌で語っているストーリーはまるで中国を遠く離れて日本に来た自分の生活を描いているようで、この曲を聴くたび、いつも「理想と現状が違うことがあるだろうけど、自分が選んだ道だから頑張るしかない。自分がどこにいても元気に生きて、そして立派な人になるということは最高の親孝行だ」と感じる。ファンモンの歌詞にはとても豊かな表現がないかもしれないが、誰もが経験したことのある些細なことで作り上げたシンプルな歌詞だからこそ、人々の共感を呼び、励ましとして受け入れられるのではないか。
 残念ながら、2013年6月2日、ファンモンは東京ドームで行われたライブをもって解散してしまった。その解散ライブに、私も行った。自分はその日にまだ日本にいて、みんなと一緒にファンモンの歌で最後の最後まで盛り上がることができて本当によかったと今はすごく思う。たとえ解散しても、音楽の力は消えることがなく、ファンモンの歌はこれからもきっと私、それから多くの人々を支えていくと信じたい。
 「時代を変えるような 後世に残るような
 そんな革命は起こせなくてもいい
 でも君の明日は 君が変えるんだ
 他の誰でもない そう自分だけの記念日を
 『どこから来たか』よりも『どこへ向かうのか』が
 きっと何よりも大事なんだ
 変わりゆく世界の中でも
 君にしかできないことがあるよ
 道なき道を 今 切り開いて
 君が笑顔の君に出会えるまで」
 ファンモンのリーダーであるファンキー加藤は現在、ソロ活動を始めている。この「CHANGE」というファンキー加藤の応援ソングは私の大好きな曲の一つで、このような歌を歌い続けるファンキー加藤の姿を見て、ファンモンの魂は今でも違う形で生きているような気がする。私にとって大切な音楽を胸に、今日も明日も前向きな人生を歩んでいく。

Vol.105 日本人に理解されたい中国の良さ

 日本は公共の場がきれいだということや、日本人はマナーがいいということなど、日本に留学して日本の良さを多く感じてきた。それに対して中国の良さはどこにあるのか、色々考えていた。素晴らしい名所旧跡や美味しい料理が数えきれないほどあるというような中国の良さは確かなことだが、世界中の人々に自慢できる中国人の国民性は、残念ながら、正直自分にもすぐには見いだせなかった。かえって、世間の中国人の国民性への印象は悪いものがほとんどだと知っている。
 しかし、じっくり考えてみると、いいところが何ひとつないわけでもない。ただそれらは日本人に理解されていないだけなのかもしれない。例えば、いつも騒がしくしているのは、中国人は賑やかな雰囲気が好きだからだ。初対面の人に対しても距離を縮めようとするのは、中国人はもてなしがよく人懐っこいからだ。他国との紛争があるときに断固争うのは、中国人は強烈な愛国心を持っているからだ。そういったことは日本人の立場に立てば、「それはちょっと…」と思ってしまうことがあるが、決して悪いことだとは言えないのではないかと思う。また、周りの中国人の姿を見てみると、みんなきちんと目標を持ち、真面目で一生懸命に頑張っているのではないだろうか。
 ここのところ、マスコミからの情報ばかり見ていると、日本人の皆さんは中国に対していいイメージを持てないのかもしれないが、自ら実際に中国に訪れたり、中国人と交流したりすれば、中国への見方が少し変わってくると思う。歴史といった原因で、私たち中国人は日本に複雑な感情を抱きながら反日の環境で育ってきたのだが、それでも理性的に物事を考え、日本を客観的に見る中国人がいる。それに、アニメや音楽などを通して、日本という国、さらには日本文化に興味を持つようになった中国人の若者も少なからずいる。なので、日中関係の改善のためにも、中国のことをより一層理解して中国の良さを見つけてほしいと思っている。

Vol.104 中華圏のポケモンファンからの嘆願書

 以前、『ポケットモンスター』シリーズでは、ゲームで使われる言語はすべて日本語だったが、『ポケットモンスター X・Y』からは、冒険を始めるときに、7カ国語もの言語から一つ選んでプレイできるようになった。しかし、その7言語には、世界で最も多くの人が使っている中国語が含まれていない。ポケモンゲームが中国本土で正規に発売されていないので、簡体字版が内蔵されていないことは一応理解できるが、日本語版を常に輸入している香港や台湾のプレイヤーに対応する繁体字版さえない。そのせいで、中華圏のファンたちは海外版を入手し、日本語や英語などの母国語と異なる言語でプレイせざるをえないだけでなく、中国で大人気を博すこのゲームを幅広く普及させることもできない。それは中華圏のファンたちにとって何よりも残念なことだと考えられる。そこで、今年ワシントンで開催されるポケモンワールドチャンピオンシップス(ポケモンWCS)を機に、大会に出席する開発関係者にポケモンゲームの中国語化の嘆願をするという企画が、アメリカ在住の呉一塵さんによりネットを通じて発起された。
 嘆願書では、今はポケモンゲームを中国語化し中国市場に進出する絶好のタイミングだと指摘され、その幾つかの理由も具体的に述べられている。まず、近年中国の経済発展につれ、正規版のゲームソフトの価格がより多くの人々に受け入れられている。中国政府もゲームの著作権をしっかり守っていくと今年のChinaJoyで宣言し、これまでもほとんどのファンが海賊版ではなく正規版を購入している。また、ポケモンゲームを中国語化することにより、消費者をさらに獲得し売上実績への貢献になると思われる。そして、中国で長年禁止されてきたゲーム機の販売が今年から解禁され、任天堂がゲーム機およびそれに対応したゲームソフトを専門店あるいはオンライン販売の形で、直接に中国で発売することも可能になった。考えられる中国語化への困難点はポケモンたちの名前や技の訳名などにあると思われるが、ポケモンのアニメや漫画はすでに輸入されており中国語版があるので、そうした訳名はすでに中華圏で浸透しており、そのまま使用することができる。
 この企画は当初、百度貼吧で提起されてから、すぐ大きな反響を呼び、中国版ツイッターの微博においても拡散されていった。僅か数日間で、他のファンたちからの協力をもらって、日本語版と英語版の嘆願書を仕上げ、署名などを集めるサイトも作成された。自分の持っているニンテンドー3DSといったゲーム機やポケモンのゲームソフトと、「中国語化してください!」のような関係者に伝えたい言葉が書かれた紙と一緒に写った写真が、力になろうとするファンたちによって次々にアップされている。現時点で、集めた署名の数は1万を超えている。また、呉一塵さんによると、嘆願書は今日、株式会社ポケモンの社長である石原恒和さんのもとへ届けられ、石原さんから「ポケモンを好きになってくれてありがとう」と中華圏のファンたちに感謝の気持ちを伝えられたそうだ。
 私がまだ小学生だった頃、ゲーム機の販売は禁止されていなかった。ゲームボーイとゲームボーイカラーを相前後して親に買ってもらえ、当時非常に流行っていたポケモンゲームにももちろん夢中になっていた。海賊版かどうか分からないが、あのときは中国語版があり、それに攻略本も活用していたので、日本語ができなくて遊べないというような悩みはなかった。第一世代と第二世代を何回も、何十回もクリアーし、ポケモンの育成やチームの編成だったり友達との通信交換・対戦だったりで、大変楽しんでいた。残念ながら、それ以降、新しいゲーム機やゲームソフトの販売中止を含めた様々な理由で、第三世代からは一切触れたことがなかった。2012年からの日本留学がきっかけで、ニンテンドー3DS LLを入手し、当時遊べなかったポケモンゲームを全部購入した。日本語版でプレイしていても、ポケモンの名前が覚えにくい以外に特に不便なところはないと感じているが、中国語版があれば、もっとスムーズにプレイできるに違いないと思う。そういうことで、やっぱり私もポケモンゲームを中国語化してほしいのだ!いつか「ピカチュウ」ではなく「皮卡丘」と一緒にポケモンの世界を冒険することができるように願っている!

 http://makeawish.52poke.net/